理解が先!
こんばんは。たすく鹿児島教室の横川です。 たすくが大切にしているこの「理解が先」という考え方は、もちろん、ご本人を理解することからはじめる、という意味のものです。 しかし、理解が先、という言葉は、実は言語機能でも同じことがいえます。 教室が行っている入会相談では、「言葉が遅くて・・・」という悩みを抱えた方も多くいらっしゃいます。 実はこの言語機能は、言語理解と言語表出に大きく分けられます。 このとき、「理解が先」 つまり、言語を理解するからこそ、意味を取り出し、思っていることを言葉として紡ぎ出すのです。 今年から通い始めたお子さん。 個人別の課題学習をとおして、お話ブックを使って要求を伝える練習をしてきました。 正対しての学習ややりとりの中で、「見る」「きく」の力が伸び、最近では言語理解が進み、大人の簡単な言語指示に応じることができるようになってきました。 やりとりできることの喜びを、ご家族と、私たち支援者、そして何より本人が感じています。 いつかたくさんおしゃべりできるように、今は理解できる言語を増やします。 理解が先!コツコツ練習を積み重ねます。